つなぎ融資の審査、カードローンは解約しておいた方が良い!

つなぎ融資の審査って、カードローンは関係あるの?

 

注文住宅を建てるにあたって、つなぎ融資は必須となります。銀行の住宅ローンやフラット35を借りる際に、高額のローンになるので、物件が担保となります。注文住宅は土地の購入や工務店の支払いに、つなぎ融資が必要となります。

 

当然ですが、高額の融資となるため、銀行による厳密な審査が行われます。

そのつなぎ融資の審査において、カードローンはどの程度重視されるのでしょうか。

実は、つなぎ融資の際に、カードローンも審査の対象となります。

 

正確には、審査をするときに、信用情報というこれまでの分割払いやローンのデータベースが利用されます。

信用情報は、あなたが最初に作ったクレジットカードから、最新の分割払い、そしてスマートフォンの割賦販売にいたるまで、あなたの社会的信用が記録されています。

この信用情報を使って、銀行はつなぎ融資の審査を行います。

 

その際に、カードローンの契約がある場合、つなぎ融資の審査が不利になるケースがあります。

 

カードローンは、契約しているだけで信用情報の記録に残ります。カードローンには、枠があります。いくらまでなら、カードを使って自由に引き出すことができる枠です。その枠が、現在の借り入れ金額と見なされてしまうのです。たとえ、いま使っていなくとも、カードローンを契約しているだけで、つなぎ融資の際には、他社で借り入れているのと同様に見なされてしまいます。

 

なぜ、借りていないカードローンが借り入れとみなされるの?

 

なぜ、使ってもないカードローンを契約しているだけで、借り入れとみなされてつなぎ融資に不利になってしまうのでしょうか。

 

それは、カードローンはクレジットカードとは違い、現金を借り入れるものだからです。現金を調達しなければならないシーンというのは、自分の手元に自由になるお金がないケースです。つまり、いま、お金がないから、カードローンを借りるわけです。現金を持っていないことが、カードローンを契約していることから明らかになります。

 

カードローンを契約しているということは、お金がないということであり、そのような状態では、つなぎ融資や住宅ローンを借りても、返済不能になってしまう可能性が高まります。つなぎ融資は、土地や建物などの不動産担保を取らない高額の借り入れになるため、あまりリスクの高い人には貸し出すことができないと銀行も判断するのです。

 

カードローンは、専用のカードを使って、ATMからいつでも現金を引き出すことができます。そのため、つなぎ融資を受ける際に、いま借り入れがないといっても、すぐに引き出すことができるので、いつ借り入れをするかはわかりません。カードローンは目的が自由なフリーローンですので、金利も高く、多額の借り入れをしてると銀行は良い印象を持ってもらえません。

 

もしも、以前にカードローンを借りたことがあって、現在は使っていない場合は、いまのうちに解約しておいた方が無難です。

カードローンは、解約しておいたほうが、つなぎ融資の審査には有利になります。

銀行に対して、お金がないと思われると損をしますので、カードローンは解約しましょう。

 

それでもお金に困ってカードローンを検討している場合

 

それでもカードローンが使いたくて、契約している場合は、つなぎ融資のそのものの必要性を考え直したほうが良いでしょう。

つなぎ融資には、手数料などが必要です。金利もかかりますし、それらの諸経費は、最初のつなぎ融資では控除されて融資されます。つまり、諸経費を差し引いた額が振り込まれるのです。そのため、つなぎ融資を使おうと思ったら、自己資金でそれらの諸経費を補填しなくてはなりません。つなぎ融資を使う際には、ある程度の自己資金が必要となるのです。

 

自己資金は、家を建てるのに欠かせないものです。まとまったお金が用意できないのであれば、そもそも家を注文住宅で建てることそのものを考え直したほうが良いでしょう。

つなぎ融資や住宅ローンを受けるのに、自己資金を全額入れてしまう必要はありません。100%、住宅ローンで返済していっても良いのです。ですが、何かのときに備えて、ある程度の自己資金を持っていることは非常に重要となります。

 

いまは、金利が非常に安く、銀行で住宅ローンを組むことはメリットがとてもたくさんあります。

できる限りローンを組んで、自己資金はその他のお金が必要なシーンに取っておくというのも、金融リテラシーではないでしょうか。

 

しかし、いくら住宅ローンをフルローンで組むのがお得な金融情勢だとはいえ、カードローンに頼らなければならないほどギリギリの生活状況なのであれば、注文住宅を建てることそのものは延期した方がいいと考えられます。

 

注文住宅を建てるには、さまざまなお金がかかります。つなぎ融資にも諸経費がかかりますし、家を建てていく過程で、引っ越しなどのお金も発生するでしょう。さまざまな出費がかかりますので、カードローンでそれらをまかなうつもりなのであれば、そうしたことは控えて、しばらく貯金してから注文住宅を建てたほうがよいと思われます。

 

いま現在、カードローンを借りている場合

 

今現在、カードローンの残債が残っている場合は、つなぎ融資の審査の前に、完済を目指しましょう。とくに、消費者金融での借り入れがある場合は、つなぎ融資の審査にあまり有利になりません。むしろ不利になることがあります。

 

いま手元に完済するお金がない場合は、銀行カードローンで借り換えの資金を借りて、消費者金融のカードローンを完済しましょう。つなぎ融資を検討しているレベルの収入があるのでしたら、銀行カードローンの審査には問題なく通るはずです。せめてカードローンの残債がある場合は、消費者金融だけでも完済しておいたほうが良いでしょう。つなぎ融資の審査やその後の住宅ローンの審査において、消費者金融のカードローンが残っているというのは非常にマイナスポイントとなってしまいます。

 

できれば完済し、つなぎ融資の審査の前に解約しておいたほうが良いです。家を建てるには、さまざまなお金が必要となりますので、つなぎ融資を受けてからカードローンを借りるのであればまだマシです。最初は親戚や知人・友人などからお金を借りてでも、カードローンは完済しておいたほうが良いでしょう。

 

つなぎ融資とカードローンの関係

 

住宅ローンでとくにフラット35の審査に通っている場合は、つなぎ融資の審査はほとんど通ると考えていいでしょう。ただし、カードローンを今現在契約している場合は、審査に通らない可能性もあります。その場合は、住宅の契約を諦めるか、ローンの見直しをしなければなりませんので、つなぎ融資の審査には絶対に通る必要があります。万全を期すために、カードローンは解約しておいた方がベストなのです。

 

つなぎ融資も住宅ローンも、通常のカードローンと同じような審査が行われます。何をもっとも厳しく見られるかというと、返済能力です。どの程度、あなたが返済できるかをチェックしています。そのために、現在の勤務先での収入や、勤続年数、雇用の安定性、家族の持ち家区分なども見られます。当然ですが、過去の分割、ローンをちゃんと支払っているかなども見られます。その際に、他社の借入件数もチェックされますので、カードローンで借りていることはすぐにわかってしまいます。

 

 

着工金をカードローンで払うのもあり

 

つなぎ融資の審査に通らない場合に限ってですが、着工金をカードローンで払うのもありです。カードローンは金利が高いですが、つなぎ融資も期間が長くなるため、支払うその他手数料や金利の額は高くなります。そのため、つなぎ融資の審査に通らないのであれば、カードローンで着工金を払うのもありです。

 

カードローンは、銀行では審査が厳し目ですが、消費者金融では甘めです。カードローンの審査のコツは、定職についていることです。つなぎ融資を申し込んで注文住宅を建てようと思っているあなたのような人でしたら、問題なく審査に通ります。

 

銀行ではまとまった額のお金を借りることができるので、着工金の代わりとなります。着工金は平均して10%程度の額ですので、2,000万円の支払総額の家であれば、200万円ほどをカードローンで用意すれば良いこととなります。200万円のカードローンでしたら、それほど返済は困難ではありません。

 

返済額を最低金額にとどめておいて、家計簿の中で貯金していけば良いのです。手元貯金をたくさんして、一気に繰り上げ返済に回します。月に8万円をローンの返済に回せるとして、8万円そのまま返済に回してしまうのと、4万円を返済に回して、あとの4万円を貯金して、1年後に48万円を繰り上げ返済するのでは、完済へのスピードが異なります。もちろん後者のほうが完済ははるかに早いです。

 

銀行は、収入証明を出すことによって、比較的高額のお金を借りることができます。この場合も、審査がありますので、勤務先などに在籍確認の電話がかかってきます。カードローンの使いみちとして、「注文住宅のつなぎ融資のかわり」と書けば良いでしょう。

 

カードローンでつなぎ融資の代わりとする場合、自己資金もいくらか必要になります。さすがに、銀行も1000万円近いお金をいきなり貸してはくれないからです。ですが、最初の2回か3回を自己資金で支払って、残りの金額をカードローンで払うと良いでしょう。

 

先にカードローンを使ってしまうと、金利を支払う期間が長くなるので、先に自己資金を使って、足りない分をカードローンで埋めると良いでしょう。これはあくまで、自己資金が多めで、少し足りない、という方におすすめの方法です。カードローンで1000万円近く借りると返せない人は金利も膨大になりますので、注意が必要です。

 

まとめ:つなぎ融資の審査にカードローンは関係している!

 

つなぎ融資の審査時に、カードローンの契約が残っていると、審査で不利になることがあります。カードローンを使っている、使っていたということは、お金に困っている、困っていたということでもあり、返済能力に疑問符がつくからです。

 

カードローンそのものは、銀行の商品でもありますので、銀行側は利用を歓迎しています。ですが、現金を貸し出すサービスのため、どうしても対象はお金がない人に限られがちです。お金があまりに足りない場合は、そもそも無理して注文住宅を建てる、という計画そのものを、見直ししたほうが良いかもしれません。

 

家を建てる際には、引っ越しや新居の家具など、さまざまなお金がかかります。すべてを自己資金でまかなうのは無理ですが、すべてをローンで、というのもいつか返済に無理がきます。計画性を持って、ローンを使っていきましょう。

 

つなぎ融資の審査の際には、使っていないカードローンはすべて解約しましょう。解約してからまた契約してもかまわないので、つなぎ融資の審査のときに、カードローンを契約した状態になっていないことが大事です。忘れているカードローンなどもあったら、すべて解約するのが審査のショートカットです。